こんにちは、白土邦子です。
今年クラブ創設34年目にして、悲願だった「全日本ジュニア」への出場が叶いました。
試合当日、選手たちは強い団結力でお互いを励まし合うように、飛び切りの笑顔で無事に踊り切りました。「22チーム中13位」という結果は、本人たちにとっては満足出来るものではなかったと思いますが、その日の姿はまさに「やり切った」という達成感で満たされていました。
あらためて、皆様から頂いたたくさんの応援に心より感謝申し上げます。
そもそも全日本ジュニア出場は、まず神奈川県代表となり、関東ジュニア突破を経て全日本へと繋がります。
その道のりを考えると、はるかに遠く感じられる目標でした。
まず8月末の関東ジュニア大会を目前に、度胸をつける為に臨んだ全日本クラブ団体選手権では、伸び伸びとした演技が評価され、「全国7位」という好成績を修めることが出来ました。
この結果により、急に全日本ジュニアが具体的に感じられるようになりました。
意気揚々と関東ジュニア大会に挑みましたが、メンバーの中には関東大会経験者が1名しかいないという現実、さらに技術やメンタルの力不足がでてしまい、全日本ジュニア出場は閉ざされてしまいました。
肩を落とした選手たちに、どんな声をかけてあげればいいのか迷いました。
あとは全日本クラブ団体経由の全日本ジュニア出場枠を頼りに、日本体操協会からの連絡を待つしかありません。
数日後、再び全日本ジュニア出場権獲得の朗報を得た後は、喜びとともに気持ちを切り替え、強く団結したチームの姿がありました。
結果は冒頭に述べた通りです。
チームはこの2か月で成長を遂げ、全日本ジュニア終了の翌日には川崎市民新体操大会に出場する意欲を出すほどでした。
やる気を出し、自分たちで歩きだしたチームに拍手です。
コロナ減少もあり、久しぶりの観客動員となった川崎市民新体操大会。
会場には白土の赤いチームカラーを身につけたたくさんの応援団の姿がありました。
声援は送れないものの必死の応援の先には、自信に満ち溢れ、圧倒的に強くなった団体チームの存在があり、他クラブの方からも「凄くしっかりとしたチームになりましたね」とのお褒めの言葉を頂きました。
今回の川崎市民新体操大会は当クラブの参加人数が最も多かったため、後輩たちは全日本団体チームを目標に、いい刺激を受けながら育って行くと思います。
また団体チームは、これからも次の目標に挑む姿を後輩たちに見せながら、さらなる達成感を味わってほしいと心より願っています。
今年もあと少し、「ウインターカップ」、「発表会」と体調管理をしながら、もうひと頑張りです✨