事務局白土です。
今夜も蒸し暑くなりました。
この季節、大敵となるリボンへの湿気、去年の夏も散々苦しめられました。ひたむきにリボンにアイロンをかける選手の姿は、試合会場でなくとも最後の演技をきちんとやり遂げたい気持ちが感じられます。
中3から小6までで構成され、今年の関東ジュニア、全日本ジュニアを目指していた、リボン団体の6名。
年始めからあらゆる試合が無くなり、さらには関東、全日本が中止になっても、まだ県選手権開催の僅かな望みにかけて、今夜まで頑張ってきました。
しかし無情にも、その大会すら無くなることが決まり、リボンのシーズンは終わりました。
今夜、最後に通した彼女たちの「けじめ」の演技、決して多くないギャラリーは拍手に沸きました。
こんな演技を見せられたら、悔しいですね。目に涙をいっぱい浮かべ、どれだけ一生懸命やってきたか分かります。大きい会場でお披露目させてあげたかった。保護者も指導者も関わった人、一生懸命だった人みんなが悔しい。
いくら一生懸命でもコロナの前には敵わなかった。でも、こういう不条理なことがあるのも人生だと、知っておかないといけない。一方で、努力したことは決して無駄ではなく、素晴らしいものであることも知っておかないといけない。
コロナはいつか必ず終わります。その時、この制限された期間をどう過ごしたか、出来る限りやれたのか、子どもたちは練習や勉強を、我々は仕事を、その真価が問われます。
試合に出て結果を出すことだけが、やり切ることではないのかもしれません。今日が最後と思えば、間違いなく今日彼女たちは、やり切っていました。
保護者の皆様、色々大変な中サポートお疲れ様でした。これからもお子様の応援、頑張ってください。
選手の皆さん、リボン団体は解散しても、養われた努力の心はこれからも継続されていきます。
だから絶対に負けず、また毎日のあらゆる「通し」を頑張ってください。
絶対に大丈夫。
お疲れ様でした & ガンバー!
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