こんばんは白土新体操クラブ事務局です。
今年最後の円陣、白土先生の言葉とともに29回目の発表会が終わりました。
平日開催にもかかわらず、今年も多くの方々に足を運んで頂き感謝です。また同じく、保護者の方々にも裏方として奔走頂き、たくさんのご協力を頂きました。
毎年思うのが、この発表会そのものが一つの大きな作品作りだということです。
新体操は、指導者が生徒に1分半や2分半の演技作品を作りますが、この発表会は約3時間半(構想から練習期間も含めると約8ヶ月)、指導者のみならず、生徒、保護者含め400名近い方々の思いが詰まった作品なのです。
…もし、子どもたちの人生も一つの作品として考えられるならば、おこがましくも僕たちは、新体操というツールを通じて、その制作の一端に関わらせて頂いています。
指導者たちは、時に叱り、時に一緒に泣く、毎日が体当たりの連続です。
昨今、時代の流れ的に、だんだん人付き合いもデジタル化し、淡泊になりつつある一方、このクラブのあり方(やり方)は、未だにスポ根丸出しのアナログ全盛です。
とはいえ手前味噌ですが、この仕事が素晴らしいと思うのはそこなのです。
子どもたちの成長にとっては、全てがプロセスにすぎず、この中からどれだけの子が新体操に関わっていけるかは、重要ではありません。
これからの人生に度々訪れる挫折や苦しみ…、その局面に立った時に、新体操で培った気合いでどう乗り越えられるかが醍醐味なんだと思っています。
来年クラブは30周年を迎えますが、スポ根丸出しのアナログ全盛スタンスは変わりません。
幹の部分を大切にやっていくだけです。
皆様ありがとうございました。来年も宜しくお願いします。
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